テレアポは話すスピードと話し方を工夫すると獲得率が上がる
この記事の対象者:営業に悩む代表者、マネージャー、テレアポ担当者向け
株式会社Alfansのディレクター、園山と申します。私は日々、数多くのテレアポを聞きながら、メンバーの方々にフィードバックを行っています。
たくさんの電話を聞いている中で、特にアポイントを取れる人と取れない人の間には、話すスピードや声の違いがあることに気づきました。
テレアポの電話がかかってきたとき、皆さんはどのように感じるでしょうか?「この人の話は聞いてみよう」と思うか、それとも「この人の話は聞かなくてもいいか」と判断するか、一瞬で決めることが多いと思います。
今回は、テレアポ営業で成功するアポインターとそうでないアポインターを比較し、話すスピードや声の違いについて、私の経験をもとにお話しします。
【テレアポのコツをまとめた記事を紹介!】
https://alfans.jp/sells-column/tips/
目次 ▲
テレアポのコツを検証!話し方と話すスピード
現在、Miitelというテレマーケティングツールを使っていて、それを元にテレアポの検証を行っています。
これまでの経験もありますが、テレアポの話すスピードには「聞き心地の良いパターン」がありました。
話すスピードで気をつけるたった一つのこと
話すスピードで気をつけることはたった一つです。
それは「早く話しすぎない」「トーンを落ち着かせる」ということです。
なぜ、話すスピードが早いと、テレアポでアポが取りにくいのでしょうか?
①焦っているように感じる
②売りたい、前のめりな感覚が出すぎてしまう
③勢いがあるから、営業感が出て引いてしまう
④単純に早口で聞き取りづらい
上記のようなデメリットがあります。
みなさんのご友人に「早口で長い文章をツラツラと話す人」はいませんか?
特に初めての内容を聞くときには、理解するまでに時間がかかるはずです。
それなのに、長い文章を早口で話されてしまえば、それは理解できないと思います。
テレアポでも同じです。普段の会話と同じく、話すスピードが早すぎると理解できないのです。
また、営業感が出てしまいがちになってしまいます。
早口で話していると、通話相手も鏡のように早口になります。
早口は勢いがつくため、断りやすくなってしまうのです。
テレアポで取れる「笑顔の声」とは?
普段からテレアポのメンバーに「笑顔の声で話しましょう」と伝えるようにしています。
笑顔の声とは何でしょうか?
これは経験して身につけることでもあるのですが、以下のような特徴があります。
①スピードはゆっくり
②トーンは一段高く
③相手との会話をしていることを意識する
いかがでしょうか?意識的に行わないと、笑顔の声にはならないと思います。
実は、テレアポで笑顔の声を維持するのはとても難しいことなのですが、絶大な効果があります。
みなさんも「この人の話は聞いても良いかも」「なんとなくこの営業担当者の人の話し声は心地が良いな」と感じることはありませんか?
普段、あまり営業を受けない人はご友人でも良いです。「この人の話は落ち着く」「◯◯さんと話していると楽しいから、もっと話したい」
こんな気持ちになることが、少なからずあるはずです。
それは、笑顔の声で話している可能性がありますので、その話し方を真似て見ると良いでしょう。
それでも話すスピードや、話し方のコツが掴めない人におすすめすること
ここまで、「話すスピード」「笑顔の声」という2つに絞って、テレアポ営業のコツをお伝えしてきました。
でも、文章を読んだだけでは分からないという方も多いと思います。
そんな人にお伝えしたいのが「アポが取れている人の真似をすること」
実は社会人のスキルとして「マネをすること」はとても大切なことなのです。
①先輩アポインターにお願いして、アポが取れている人のテレアポを聞かせてもらう
②色々なサービスに登録して、テレアポを聞いてみる
上記のような方法があります。マネをすることがとても大切です。
テレアポのマネージャーさん、代表者様にお伝えしたいこと
ここまで、話すスピードについてお伝えしてきました。
テレアポのマネージャーさんは結果を出すために、アポインターさんにアポを取ってもらう必要があります。
ただ、どうしての結果が出ないアポインターさんはいるはずです。そのアポインターさんに、「もっと電話をかけろ」「なぜできないんだ」と言うだけでは、結局アポが取れずに無駄な時間を浪費してしまいます。
それだけでなく離職率も高まってしまい、双方にメリットがありません。
それを解決するには、ご自身の分身を作ることが大切です。
つまり、アポインターさんに、マネージャーさんのテレアポを聞かせてあげましょう。
マネージャーさんのお手本を見て、それを真似させること。
アポは取れなくても良いから、とにかく真似をさせるだけで良いと思います。
良質なテレアポに慣れば、結果もついてきます。
また、営業チームを立ち上げた代表者様の場合は、「お手本がいない」という問題もあります。
その場合は2つの方法があります。
①教育ができるマネージャーを採用する
経験のあるアポインターを採用すると、教育にもなるのでおすすめです。
一度、求人をかけてみるのはいかがでしょうか?
②営業代行会社にお願いし、プロの電話を聞いてメンバーに浸透させる
営業代行会社では、アポを取ってくることだけが仕事ではありません。
実は会社内の教育にも使えます。
また、テレアポ営業のプロにお願いすることで、内製化のきっかけを作ることができます。
外注化に抵抗はあると思いますが、「商談数の獲得と将来的な内製化のための教育」だと考えれば、費用対効果は高いはず。
採用を行うか、外注化から内製化する方法を検討してみましょう!
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