プロが解説!テレアポ代行のメリットとデメリットとは?選び方も解説
事業をスタートすると、営業を行う必要が発生します。
ただ、社内にリソースが無く、施策が進まない・売上が上がらないということがよくあります。
そんなとき、考えることは「営業代行・テレアポ代行を頼む」ということです。
テレアポを頼むことで売上に直結するお客様に出会うことができる反面で、初めての場合は不安ということもあります。
今回は、株式会社alfansの代表である根岸さんと、営業ディレクターの園山さんにテレアポ代行を頼むメリット・デメリットだったり、
営業代行会社を選ぶ際のポイントをお伺いしていきます。
目次 ▲
テレアポ代行・営業代行を頼むときのメリットとは?
まずはマネージャーの園山さんにお伺いします。
テレアポ代行のメリットはどんなところがあるでしょうか?
【テレアポ代行のメリット】
①営業チームを立ち上げする必要が無い
②ターゲットに向けて効率よく営業をかけられる
上記がテレアポ代行を外注するメリットになります。
それでは、細かく内容を確認していきましょう。
テレアポ代行のメリット①営業チームを立ち上げする必要が無い
営業代行を頼む大きなメリットは、営業チームの立ち上げをする必要が無い点になります。
社内に営業を雇うとなれば採用から教育、その人材に働き続けてもらう工夫が必要です。
それを代行してもらうことで、社内のリソースや部分管理が簡単になるということがメリットになります。
営業は80%の人が「やめようと考えながら働いている」といったデータがあります。
実際に新卒で入って三年未満で退職する人も多いです。
採用コストを大きくかけて営業チームを立ち上げ、そこからその人材に働き続けてもらうのであれば、教育や社内体制を整える費用が大きくなってしまいます。
営業チームの立ち上げはリスクもあるため、そういった手間を削減するのであれば、営業代行やテレアポ代行に委託し、効率よくアポイントを獲得するほうがメリットの大きい選択肢になるでしょう。
営業は離職率が高く、人材難である
営業の離職率は他職種に比べても高い水準にあります。
特に、テレアポの新卒離職率は30%を超えるというデータもあり、かなり高い水準で離職してしまいます。
営業は給与水準も高く、教育によって契約率を高めるには時間もかかります。
また、ベテランであれば良いかもしれませんが、習熟度が低いとクレームに繋がるケースも多いです。
テレアポ営業のプロに外注することによって、そこを一気に飛ばしてアポイントを獲得していくことができます。
これがテレアポ代行のメリットと言えるでしょう。
テレアポ代行のメリット②ターゲットに向けて効率よくアプローチできる
もう一つのメリットとして、テレアポ営業代行であれば好きなターゲットに対して商談化ができる点が良いところです。
例えば、広告を用いたマーケティングで商談化した場合、思っていたターゲットと違う流入が多くあります。
特にSNS広告など、かなり広いターゲットに向けてアプローチするため、管理コストが高まったり、商談時に熱量の低いリードも紛れています。
その反面で、テレアポ(アウトバウンドコール)であれば、自社のターゲットに絞ってアプローチできます。
クライアントが伸ばしていきたい業界にもアプローチできる点は、効率化の面でも大きなメリットになるでしょう。
また、テレアポ営業を行えば、ヒアリングができるため、お客様の生の声からフィードバックを獲得できます。
それを、次のマーケティング活動にも活かすことができ、PDCAを積極的に回せるでしょう。
テレアポ代行のメリット③プロダクトの改善が見込める
テレアポ営業では、プロダクトを改善するような効果も見込めます。
その理由は、市場全体で何を求めているか、トレンドが何なのかをテレアポの段階でヒアリングできることにあります。
自社と他社を比べて、プロダクトの強みをもっと尖らせ、その市場の流れに乗れるような仮説を立てることが可能です。
それを、テレアポの場合であれば、積極的に提案できます。
テレアポ代行は、営業のプロでありヒアリングをきちんと行うことができるため、プロダクトの悪い面も収集できます。
市場調査まで可能なので、大きなメリットになるでしょう。
プロダクトを市場に出していきたい会社様は、24時間365日プロダクト改善のことを考えます。
毎日プロダクトのことを考えてるので、いつの間にか市場が置いてきぼりみたいな状況に陥りかねないといった恐れがあります。
つまり、市場が求めるニーズとどんどん乖離していくということです。
プロダクトのことを毎日考えていると「このサービスはいける!」と思ってしまいがちですが、実はニーズから外れていくことがあるのです。
営業代行やテレアポ代行会社は、色々なプロダクトを売ってきていますので、俯瞰的な視点を持っています。
そういった会社と協業することで、プロダクトに没頭してしまっている状況に対して俯瞰的なアドバイスをくれるっていうのは強みになってくると思います。
こちらのコラムも御覧ください!
テレアポ営業のコツを解説!法人・個人どちらにも使える決定版!
テレアポ代行会社に頼むデメリットとは?
ここまでで、テレアポ営業のメリットが多数あるということは分かりました。
逆に営業代行を頼むデメリットは何でしょうか?
【テレアポ営業代行のデメリット】
①営業の成果(費用対効果)は確約されていない
②自社と代行会社の情報がブラックボックス化してしまう
テレアポ代行のデメリット①テレアポから商談までの成果が会社によって左右されてしまう
まずは営業代行会社が多数ある中で、成果が左右される点があります。
例えば、サービスの魅力が全く伝わらないままアポを取ってきてしまい、その後での商談では全く話がズレてしまうことがあります。
そうなると、商談に立ってもあまり成果が上がらないです。
テレアポ営業ではよくあることですが、アポイントを取りたいために強引な手段でアポを獲得する会社様もいらっしゃり、商談時にヒアリングが少ないまま、情報で負けてしまうことも多いです。
定例ミーティングでしっかりとすり合わせを行い、マネージャーがプロダクトへの理解度を高めるために、ヒアリングをしてくれるかが重要だと思います。
そして、魅力を汲み取るだけではなく、チーム全体にサービスの魅力を浸透させられるかも大切です。
それができないと、テレアポ代行会社に頼んで商談に立っても、売上が上がらないというデメリットが生まれてしまう原因になりそうです。
テレアポ代行のデメリット②情報のブラックボックス化が起きる
テレアポ代行のデメリットでは、情報のブラックボックス化が起きる点が最も大きな懸念点になります。
ブラックボックス化とは、クライアントとテレアポ代行会社の双方で、お互いが事情を知らないまま営業が進んでいく点が、大きなデメリットかなと思います。
結局、目指すべきゴールが何なのか、お互いの認識が少しずつ逸れていってしまいます。
そして、ゴールがズレていっていることを認識できないままに、営業を続けてしまう。
双方の認識がブラックボックスになっていることが原因で、営業代行会社に頼むデメリットが生まれてしまうと思います。
私たちオルファンズは、ブラックボックス化を防ぐために、お客様の期待値を常に合わすといった作業に注力しています。
お客様と常に合意を取って、お話を進めていくようにしています。
アポイント取るだけではなく、アポイントを取った後のフォローまで考えて、営業体制の構築みたいなところまでやってくれるところに頼んだ方が最終的には効率的でしょう。
テレアポ代行が本当に必要なのかも含めて、テレアポ代行を行うことがお客様のためになるかは、必ず確認するようにします。
こちらのコラムも御覧ください!
Alfansが大切にするブラックボックス化しない対策方法
良いテレアポ代行会社はどう見抜くべき?
アポイントを取るだけでなくその後のフォローまでしてくれるようなテレアポ代行会社は、どう見抜けばよいのでしょうか?
まずは色々なテレアポ代行会社とお話してみることが大切です。
話していくうちに品質の違いだとか、信頼できるできないという要素がにじみ出てくる瞬間があります。
少し抽象的なので、より具体的にお話すると、「結果が出ていないときにどうするのか」を確認したほうが良いと思います。
費用を大きくかけても成果が出ないことがあると、悲しいですよね。
そうならないように、事前に質問を行うことです。
「成果が出なかったときにどういう対応されてますか」とか「どんな経験をされてきましたか?」とかがそれに当たります。
オルファンズとしての回答は、テレアポ代行会社としてこれまで経験したトラブルだったり、成果が出なかったこともあることを正直に伝えます。
そして、その際にどのようにトラブルを解決して、成果が出るように進めていったのかもお話するようにしています。
まとめ
営業代行やテレアポ代行を頼む際、色々なメリットやデメリットがあることが分かりました。
メリットとしては本業に集中しつつ、効率的に売上を伸ばしていくことができる点にありそうです。
社内で体制を整える場合、採用や教育に大きなコストがかかることを考えるのであれば、営業のプロに任せていくほうがお得、ということにもなります。
逆にデメリットとしては、成果が上がらない可能性もあるということになります。
間違った魅力をテレアポ段階で伝えていると、商談時に上手く行かずに成果が上がらない可能性もありそうです。
代行会社・クライアント双方でブラックボックス化が発生しないように、事前に対処できる業者に頼むようにしたいですね。
Alfansのテレアポ代行の概要はこちら